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『ありがとう、地球』は夢をみているようです。  ○o。/ ,' 3  `ヽーっ 
2024.04.26 Fri
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2008.06.21 Sat
それは東北地方に位置する山地を越えた先にあった。
いかにもな気配と、そびえ立つ城壁に守られた城である。

「ウホッ、これはいいRookへのシュート練習」

こう洩らしたのは屈強なモンクだった。
なるほど、門衛に見つかってしまえば入城自体が万事休す、命がけである。
ひっそりと城内へ姿を消す一行の背に、さらに寂々と尾を引くまがつ星が浮かんでいた。


『オズトロヤ城』と呼ばれるその城は、ヤグードの居城だった。
中でも最深部を徘徊するヤグードは一際の強さを誇ると近所でも評判で、
しかし評判ゆえに征伐に挑んだ者は少なく、

「実は経験値の踏み台として敷いてやるのに丁度良いんじゃないか」

と、戦士が考えたのも、それを逆手にとってのことだった。


戦士は事前に偵察をしていたようである。
ごくごく簡単ではあるが、敵個体に関する情報と、その配置について道すがら伝え、
討伐ルートを決めつつ潜行を続け、目標ポイントに陣取るところまではさして問題なかった。

どうやらここのヤグードは回避は高いが、当たりさえすればわりと脆い部分がある。
戦士は斧を、忍者は刀を、モンクは拳をそれぞれ振り上げ、背後では吟遊詩人の四重奏が奏でられた。



――――――!?






あ……ありのまま、今起こった事を話すぜ!

『おれはヤグードを殴っていたと思ったら、いつの間にか体が動かなくなっていた。
妙なボタンを押して環境をリセットしても、再び金縛りに遭い、視界もはっきりしなくなった。
さらにボタンを押して戻っても、またすぐ動けなくなり、みえる景色も異常になった』

な……何を言ってるのかわからねーと思うが、俺も何をされたかわからなかった……。

とにかくしゃべったりメニューを開いたりすると一巻の終わりなので、
慎重に、慎重に、来た道を戻り、命辛々その場を逃げ出した。

これはそのときの断片的な記録だ……。

20080620オズトロヤ城〔S〕忍戦モ赤詩詩 其の壱
20080620オズトロヤ城〔S〕忍戦モ赤詩詩 其の弐


いいか、悪いことはいわねえ、オズトロヤ城だけは止めておけ。

……いいな、絶対だぞ!



――後に戦士はそう語った。
そのとき一体何が起きたのか、当時者である一行にもよくわからなかったようである。
ただ一つ手掛かりになるとすれば、

「ル・メト2Fに大人数で押しかけるとPS2組が2~5人くらい一斉に落ちる!不思議!」
Studio Gobliより

状況としてはこれが最も近そうだということくらいである。
オズトロヤの最深部に一体何が潜んでいるのか、知る者はいない。
オズトロヤの最深部に一体何が潜んでいるのか、知る者はいない。
大事なことなので二度言いました。




その後の一行の足取り
20080620ラヴォール村 忍戦モ白赤詩

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Gushi
つらくなるとドラゴンボールAAに頼る自分をお許し下さい。
2008.06.28 Sat 00:30 [ Edit ]
Will
>>ナッパさん
AAは文学。
2008.06.28 Sat 00:33 [ Edit ]
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